2021年に上演される舞台から<おすすめ演劇>を特集。話題作から再演を重ねている名作まで、東京や大阪、京都など全国各地の劇場で上演される注目作品をピックアップしてみた。公演スケジュールやチケット発売日と共に、上演開始日順に紹介するので、気になる作品があったらぜひ観劇してみてほしい。“おすすめ演劇”を上演開始日順に紹介<2021年7月上演スタート>舞台・演劇<東京・京都ほか>舞台「君子無朋~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」
佐々木蔵之介が主宰するTeam申(チーム・さる)の第5回本公演「君子無朋~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」で描かれるのは、皇帝という地位にありながら執務室で毎日20時間働くほど勤勉な人物として有名な清の第五代皇帝・雍正帝。キャストには、佐々木蔵之介をはじめ、中村蒼、奥田達士、石原由宇、河内大和が名を連ねる。
上演期間:
・ シアターウェスト:
カルティエイヤリングコピー2021年7月17日(土)~7月25日(日)
・:2021年8月17日(火)~8月29日(日)
※そのほか、仙台、石川、広島、福岡、長野、新潟でも上演する。<2021年8月上演スタート>舞台・演劇<東京>舞台『ウェンディ&ピーターパン』
世界的に有名な戯曲「ピーターパン」を、作家で演出家のエラ・ヒクソンが“ウェンディの視点”から翻案した作品『ウェンディ&ピーターパン』が日本初上陸。ウェンディ役は黒木華、ピーターパン役は中島裕翔が演じるほか、フック船長とミスター・ダーリングには堤真一を起用した。演出は、Bunkamura シアターコクーンで上演された『るつぼ』『民衆の敵』で社会的テーマを力強く描き出したジョナサン・マンビィが手掛ける。
上演期間:2021年8月13日(金)~9月5日(日)
会場:
<東京・兵庫・大阪>アガサ・クリスティの舞台劇『検察側の証人』
世界的な推理小説家 アガサ・クリスティの舞台劇において“最高峰”と称賛される法廷ミステリー。緊迫感あふれる論戦と度肝を抜く展開で観客を魅了する舞台『検察側の証人』に挑むのは、ジャニーズWESTの小瀧望や瀬奈じゅん、成河といった実力派俳優たち。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞に輝いてきた小川絵梨子が担当する。
上演期間:
・:2021年8月28日(土)~9月12日(日)
・:2021年9月16日(木)~9月20日(月・祝)
・:2021年9月23日(木・祝)~9月28日(火)
チケット一般発売日:2021年7月17日(土)<2021年9月上演スタート>舞台・演劇<東京・大阪>舞台『醉いどれ天使』黒澤明の映画が原作
世界中に大きな影響を与えた名匠・黒澤明と、その多くの作品で主演を務めた名優・三船敏郎の二人が初めてタッグを組んだ映画『醉いどれ天使』が舞台化。桐谷健太、高橋克典、佐々木希、田畑智子、篠田麻里子、髙嶋政宏など個性豊かなキャストが出演する。演出は海外での評価も高い三池崇史が、脚本は、演劇界のみならず映像作品でも活躍する蓬莱竜太が手掛ける。
上演期間:
・:2021年9月3日(金)~20日(月・祝)
・:2021年10月1日(金)~11日(月)
チケット一般発売日:
・東京公演:2021年7月25日(日)
・大阪公演:2021年8月28日(土)
<横浜・大阪ほか>舞台『近松心中物語』男女二組の恋物語
近松門左衛門の「冥土の飛脚」をベースに他作品の要素を盛り込みながら完成させた、作家・秋元松代の戯曲『近松心中物語』。元禄時代に生きる
ディオール指輪コピー男女二組の恋物語を田中哲司&笹本玲奈と松田龍平&石橋静河が演じ、2021年にKAAT神奈川芸術劇場芸術監督に就任した長塚圭史が演出を手掛ける。
上演期間:
・<大ホール>:2021年9月4日(土)~9月20日(月・祝)
※そのほか福岡・北九州、愛知・豊橋、兵庫、大阪・枚方で上演される。
チケット一般発売日:<横浜公演>2021年 7月24日(土)<東京・大阪>舞台『赤シャツ』夏目漱石『坊っちゃん』の敵役視点で描いた喜劇
劇作家・マキノノゾミが、夏目漱石の名作『坊っちゃん』に登場する嫌味なインテリ教頭<赤シャツ>の視点から描いた喜劇。タイトルロールの<赤シャツ>役はジャニーズWESTの桐山照史が演じ、赤シャツの弟・武右衛門役には、Sexy Zoneの松島聡を起用した。演出は、マキノと何度もタッグを組んできた宮田慶子が担当する。
上演期間:
・:2021年9月5日(日)~9月20日(月・祝)
・:2021年9月25日(土)~9月28日(火)
チケット一般発売日:東京公演、大阪公演共に8月中旬<東京・大阪>劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』
いのうえひでのりが主宰する劇団☆新感線の新作舞台は、平安時代の陰陽師・安倍晴明にフォーカスした、座付作家・中島かずき描き下ろしによる伝奇ファンタジー。主役の安倍晴明は、中村倫也が演じ、吉岡里帆や向井理、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也など豪華キャストが集結する。
上演期間:
・:2021年9月17日(金)~10月17日(日)
・:2021年10月27日(水)~11月11日(木)
チケット一般発売日:
・東京公演:2021年8月21日(土)10:00
・大阪公演:2021年9月26日(日)10:00
<東京・京都>舞台『ブライトン・ビーチ回顧録』佐藤勝利が舞台初単独主演アメリカ・ブロードウェイの大御所喜劇作家ニール・サイモンが手掛けた、貧しくも強く生きるユダヤ人一家と思春期のユージンの成長を描いた心温まる名作コメディ。主人公・ユージン役は、『ブライトン・ビーチ回顧録』が舞台初単独主演となるSexy Zone佐藤勝利が務める。
上演期間:
・ プレイハウス:2021年9月18日(土)~10月3日(日)
・:2021年10月7日(木)~10月13日(水)
一般チケット発売日:
・東京公演:2021年8月21日(土)
・京都公演:2021年9月5日(日)<2021年10月上演スタート>舞台・演劇<東京・大阪ほか>舞台『いのち知らず』
数々の話題作を生み出してきたM&Oplaysと岩松了がタッグを組む最新作『いのち知らず』。今回は、勝地涼、仲野太賀、新名基浩、岩松了、光石研の男性5人のキャストで、とある山間にある謎の研究所を舞台に、男性5人だけで繰り広げられるサスペンスを届ける。
上演期間:
・:2021年10月22日(金)~11月14日(日)
・:2021年11月20日(土)~21日(日)
※そのほか、宮城、島根、山口、熊本、広島、愛知でも上演する
チケット一般発売日:
・東京公演:2021年8月28日(土)<2021年11月上演スタート>舞台・演劇<東京・大阪>舞台『THE BEE』野田秀樹最大の衝撃作
『THE BEE』は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件に触発された野田秀樹が、筒井康隆の小説『毟りあい』を題材に、ロンドンで現地演劇人とワークショップを積み重ねて書き下ろした英語戯曲。野田秀樹の“代表作”にして“最大の衝撃作”と称される作品でもある。キャストには、阿部サダヲ、長澤まさみ、河内大和、川平慈英の実力派4人が名を連ねる。
<東京公演>
上演期間:2021年11月1日(月)~12月12日(日)
会場:東京芸術劇場シアターイースト
チケット一般発売日:2021年10月24日(日)
<大阪公演>
上演期間:2021年12月16日(木)~12月26日(日)
会場:ナレッジシアター(グランフロント大阪北館4階)
チケット一般発売日:2021年12月5日(日)<東京・大阪>舞台『パ・ラパパンパン』ミステリーコメディ
松尾スズキと藤本有紀のタッグで贈るミステリーコメディ作品、COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』。ティーン向け小説家役を演じる松たか子と担当編集者役の神木隆之介をはじめ、小日向文世、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀といった総勢16名の豪華なキャストも見どころの一つとなっている。
上演期間:
・:2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)
・:2021年12月4日(土)~12月12日(日)
チケット一般発売日:
・東京公演:2021年9月12日(日)
・大阪公演:2021年11月7日(日)<東京・大阪>舞台『葵上』『弱法師』三島由紀夫「近代能楽集」
三島由紀夫が手掛けた「近代能楽集」から、「源氏物語」をベースにした『葵上』と、2組の夫婦が1人の青年の親権を争う様子を描いた『弱法師』を上演。主演は、舞台単独初主演となるKing & Princeの神宮寺勇太が務める。
上演期間:
・2021年11月8日(月)〜28日(日):東京グローブ座
・2021年12月1日(水)〜5日(日):梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ<横浜・京都・東京>舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』ギャングの世界を描く
『アルトゥロ・ウイの興隆』は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく様子を、シカゴのギャングの世界に置き換えて描いた音楽劇。演出に白井晃、ギャング団のボス アルトゥロ・ウイ役に草彅剛を迎え、再演される。
上演期間:
・2021年11月14日(日)~12月3日(金):KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
・12月18日(土)~26日(日):ロームシアター京都 メインホール
・2022年1月9日(日)~16日(日):豊洲PIT
チケット一般発売日:2021年10月23日(土)10:00~